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2026.03.06

英語が話せなくてもホストファミリーはできる?

翻訳アプリを使用して笑顔で会話するホストファミリーと留学生の様子

英語ができないから無理……は一番多い誤解

「ホストファミリーに興味はあるけど、英語が話せない」
「会話ができないと、留学生がかわいそう」
「何かあったときに対応できないのが怖い」

海外からの高校留学生を受け入れるにあたり、もっとも多い不安が「英語」です。
結論、英語が流暢であることは必須ではありません。

なぜなら、留学生は「英語を話すため」に来ているのではなく、日本の家庭で日本語や日本文化を学ぶために来ているからです。

結論|必要なのは英語力ではなく「日本語学習を支える環境」

英語が話せなくてもホストファミリーは可能です。
むしろ、日本語学習者にとっては「英語が通じすぎない家庭」の方が、日本語の上達が早いこともあります。

大切なのは、英語スキルよりも以下の3つの姿勢です。

  1. 家庭ルールをわかりやすく伝える準備
  2. 困った時の連絡動線(誰に相談するか)を決める
  3. 日本語での生活を“いっしょに作る”姿勢

「英語ができないと困る」は、実はズレている?
3つの誤解

誤解1:会話ができないと関係が作れない?

関係は言語だけで作るものではありません。
留学生は日本語を学びに来ているため、ホストが英語で完璧に話す必要はありません。
ゆっくり話す、簡単な日本語を繰り返す、ジェスチャーを添える。これだけで十分に想いは通じます。 

誤解2:英語ができないとトラブル対応ができない?

トラブル対応に必要なのは英語力より「相談先」です。
団体担当者、学校の先生、同じ地域の留学生ネットワーク。
この支えがあることで、ホストファミリーは安心して活動を続けられます。 

誤解3:英語ができないと留学生が不満を感じる?

不満が出る本当の原因は、言葉の壁よりも「ルールが曖昧」「連絡が取れない」「不安を放置される」といった、生活面での不安です。

 



英語力よりもここが危険!失敗しやすい例

失敗例1:英語ができないのを気にして、必要なルールを言えない

門限、お風呂、洗濯、Wi-Fi……。
生活ルールを伝えられずにホスト側が我慢を重ね、ストレスが溜まってしまうのが典型的な失敗パターンです。
留学生にとっては、日本語学習のためにもルールを遠慮せず伝えてもらう方が親切です。 

失敗例2:日本語を使わず、英語で頑張ろうとして疲れる

「英語で伝えなきゃ」と思うほど、ホスト側が消耗してしまいます。 
また、ホストが英語ばかり使うと、留学生が日本語に触れる貴重な機会も減ってしまいます。

英語が話せなくても受け入れが回る「10の工夫」

日本語学習を前提とした、実務的なコツをご紹介します。

工夫1:最初に「英語が得意じゃない」と正直に伝える

「翻訳アプリを使って、簡単な日本語で話そう」と最初に提案するのはプラスになります。

工夫2:家庭ルールは「やさしい日本語+英語」で紙に書く

日本語をセットにすることで、留学生にとって最高の教材になります。

工夫3:翻訳アプリは「会話用」ではなく「確認用」に使う

「日本語で言う」→ 「通じたか確認のために翻訳を見せる」が最も自然です。

工夫4:“困った時フレーズ”を日本語併記で貼る

「気分が悪い(I feel sick.)」なぢ、いざという時の言葉を視覚化します。

工夫5:連絡はLINEで固定する

文字なら留学生も自分のペースで翻訳できるため、情報の行き違いが減ります。

工夫6:毎日10分の「固定タイム」を作る

「今日の予定」などを日本語でやり取りする時間を決めると、安心感が生まれます。

工夫7:YES/NO質問+選択肢で意思確認する

「夕飯食べる?(食べる/食べない)」など、答えやすい聞き方を工夫します。

工夫8:「日本語を一緒に使う」姿勢で接する

「いただきます」「おかえり」といった短い日本語を増やすだけで満足度は上がります。

工夫9:“わからない”を言える空気を作る

「ゆっくりでいいよ」というホスト側の安心感が、留学生の自信に繋がります。

工夫10:困った時は英語で頑張らず、すぐに団体に相談する

ホストが一人で背負いすぎないことが、安全な受け入れの最優先事項です。

受け入れ前に準備しておくと安心なこと

  • 準備1:家庭ルールシートの作成
    門限、入浴、洗濯、食事、Wi-Fiのルールをやさしい日本語と英語でまとめます。

  • 準備2:緊急時の連絡先一覧(アナログの紙)
    団体担当者、学校、病院、自宅の住所を一覧にして渡します。

  • 準備3:翻訳アプリのセットアップ
    留学生が来る前に、家族のスマホにインストールしておきます。

チェックリスト

✅ 英語が話せない家庭向け:受け入れ準備リスト

  • 留学生は「日本語を学びに来ている」ことを家族で共有した 
  • 家庭ルール(門限/入浴等)を“やさしい日本語”で用意した 
  • 翻訳アプリ(DeepL/Google翻訳等)を事前に入れた
  • 緊急連絡先(団体・学校等)を紙でまとめた
  • 「短い日本語+アプリ確認」で会話する方針を家族で決めた
  • 困った時はすぐに団体へ相談する方針を共有した

まとめ|普通の毎日こそが、留学生にとって最高の教材

英語が話せなくても、ホストファミリーは十分可能です。
むしろ、特別なことは必要ありません。留学生が求めているのは、日本の「ふつうの毎日」です。

  • ルールを伝える準備
  • 連絡動線の固定
  • 困った時に抱え込まない仕組み

これらがあれば、言葉の壁を越えて豊かな交流を楽しむことができます。

お問い合わせ

「英語が話せないけど受け入れできる?」
「共働きでも大丈夫?」
そんな不安や疑問がある段階でも、全く問題ありません。

JDRAC Cultural Exchangeでは、東京・千葉・仙台・愛知・熊本でホストファミリーを募集しています。
ご家庭の生活スタイルを伺いながら、無理のない形を一緒に整理させていただきます。

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E-mail: terui@jdrac.org

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